ニードルパンチキット
前回購入したニードルパンチの初心者キット。
今回は使用レビューを書いていきたいと思います。
刺繍枠のセット
刺繍枠に布をセットしていきます。
ネジのない方の輪を一番下に置き、その上に布を重ね、最後にネジのついた輪を置きます。
フクロウの外側にある円までは黄色い糸でパンチングするため、枠内に収まるようにセットします。
しわが出ないように少し強めに引っ張ってネジを締めます。
なにやら英語が書いてあります。
Note: The distance between each stitch is 6mm during embroidery.
6mm間隔で刺していけと書いてあります。
6mmの幅の図が載っているので便利ですね。
刺繍糸のセット
次は針に刺繍糸をセットしていきます。
ペン先から糸通しを入れていきます。
あっ、糸が通らない……。
糸通しが細くなっているので、糸が通りません。
仕方ないので、手やペンチなどを使って隙間を広げます。
糸が通るようになりました。
そのままペンから糸通しを引き抜きます。
針先に穴が開いているので、そこにも糸通しを使って糸を通します。
内側から外側へ糸が抜けるようにします。
糸が通せました。
刺繍のやりかた
いきなり本番もどうかなと思って、適当なはぎれを用意して刺繍しようとしたところ、糸がするりと抜けてしまいました。
どうやら目の粗い布はニードルパンチには適していないようです。
ニードルパンチは、刺した針を引き抜くときに糸が布に引っかかることで縫い目ができます。
ですので、糸が引っ掛からないような粗い目の布では、ニードルパンチはできません。
また針の刺し方にもコツがあって、一番奥まで針を刺し、抜くときは布からできるだけ離さないようにギリギリまでしか針を抜かないようにします。
普通の刺繍と違って引っ張るとスルリと抜けてしまうので、コツを掴むまでは難しかったです。
仕上げはボンドで
表から見ると手縫いの時と変わりませんが……。
裏から見ると、ただ単に布に引っかかっているだけの状態となります。
強く引っ張るとスルリと抜けてしまいます。
そこで、完成したら裏からボンドを塗ります。
ボンドは普通の木工用ボンドで構いません。
表裏逆に刺すこともできる
今回のキットでは糸が足りなくてできないのですが、自分で材料を用意する場合は裏表を逆にして縫うこともできます。
指す側を表面にした場合は刺繍っぽくなるのですが、刺す側を裏面にした場合は毛布のようなモコモコの仕上がりになります。
試しに裏から刺してみます。
表側はステッチ(縫い目)、裏側はループ(輪)と呼んだりしますが、ループを表面にする場合は 6mm感覚ではなく密集させるように縫っていきます。
面積が小さすぎて分かりづらいかもしれませんが、タオルのようなモコモコした感じの生地になります。
また、出来上がったループをハサミで切ると印象が少し変わります。
ループを切り揃えると、毛布のようにフサフサした生地になります。
こちらも裏面(ステッチ側)にボンドが必要です。
スルリと抜けてしまうので。
針の進め方
針の進む方向は、画像のように針の切り口が見えている方に進んでいきます。
最後になって、試し縫いした糸が刺繍糸じゃなかったことに気付きました(笑)
画像上の緑の糸は、繊維がほどけています。
本当の刺繍糸は画像下のように太い一本の糸になっています。
練習用なので別にいいのですが、本番ではきちんとした刺繍糸を使いますね(笑)
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