クセ強め『ハンドメイドチャンネル』ライター募集

★ ハンドメイド辞典 ★

なんだかよさげな広告


でーん!

ハンドメイドチャンネル「ブログライター体験募集」




ブログライターの募集広告を見つけました。

未経験&初心者 OK、お祝い金10万円ですって。

早速サイトの方を確認してみました。





ハンドメイドチャンネル


ハンドメイドチャンネル「ブログライター体験募集」


サイトについての情報は、このように書かれていました。
■圧倒的な情報データベース
  • ハンドメイド関連YouTubeチャンネル登録数 : 160チャンネル
  • ハンドメイド関連メディア記事数 : 3500記事
  • ハンドメイド作家データベース登録数 : 11,000件
  • インスタグラムフォロワー数 : 12,000フォロワー
(2023年1月末日現在)


結構大規模です。



内容を見てみましたが、Youtubeのスクリーンショットを撮って、文字起こしをしたような記事が多いようです。
さすがにこのレベルの記事を無断で作ったら著作権侵害となってしまうので、おそらく提携しているユーチューバーさんの記事を文字起こししたと思われます。


私は登録していないので予想でしかありませんが、おそらくライターさんはこの文字起こしを担当するんじゃないかな。


パソコンに向かっている女性




募集要項


サイトには、下記の内容が書かれた表が掲載されています。

¥33,000
超初心者コース
体験記事数は10記事

¥22,000
初心者コース
体験記事数は5記事

¥11,000
少し経験ありコース
体験記事数は3記事



これ、『10記事書いたら3万円もらえる』のかと思ったら、『3万円支払って10記事分の書き方レクチャーを受けられる』という事みたいです。

初期費用が掛かるんですね。


ですが、プロライターとして採用されると10万円がもらえると書かれています。


10万円もらえれば元は取れる計算ですが、そのぶん難易度も高そうです。






プロライター採用決定でお祝い金10万円のひみつ


会員規約にこのように書かれています。

第23条 (サービス利用可能期間)
ブログライター体験プログラムのサービス利用可能期間は、サービス申し込みの承認日から起算して2ヶ月後の前日迄を期限とします。期限までに体験記事数が消化できない場合は、以降記事を作成する事は出来ません。また体験記事が未消化の場合は返金を行いません。


超初心者コースの場合、2か月間で10記事書かなくては体験終了となりませんので、10万円はもらえません。
週に1記事以上書かないといけません。
もし申し込むなら、時間に余裕がある時期にしないと、期限切れとなってしまいます。



さらに、ライターのランクは「プロ」の他に「1~3級」までがあります。
果たして、終了後本当にプロのランクに上がれる人は何人いるのでしょうか。
超初心者コースから始めた人が、このランクに辿りつけるのでしょうか?



もう一つ気になることが。
それは、こちらのページの参加者の感想。

ハンドメイドチャンネル「ブログライター体験募集」


氏名がフルネームで書かれていますね。
なぜイニシャルやニックネームではないのか。
この個人情報保護の時代で、不自然な印象を受けます。
あるいは、全て偽名なのでしょうか。




実名公開については、この会社のプライバシーポリシーがちょっと変わっています。
こちらでは「オプトアウト」という情報公開制度で運営しています。


「オプトイン」は、本人に対して情報を公開しても良いかの許諾を取ってから、第三者に情報を公開するという制度です。
規約なんて読まないで「同意する」を押している人もいるかもしれませんが、ほとんどの規約には「第三者に情報を公開するよ」と書かれています。
一般的な企業はこの制度でプライバシー保護をしていますね。


対して「オプトアウト」は、情報を公開したくないなら拒否する手続きを取ってね、何もしなければ公開するよ。という制度です。
そして、情報を非公開にするための手続きには、免許証やマイナンバーカードなどの本人確認が必要になります。



結果的にはオプトインであっても情報提供に同意して登録するので、さほど差はないような気がします。


ですが、このオプトアウト制度を使って住所氏名リストを作り、別サイトで公開しちゃったとかなんとかで、過去に炎上騒動を起こしていました。


私も初めて聞いた制度なのでビックリしましたが、法的な問題はないらしいです。

規約はきちんと読むクセは付けておいた方がいいですね。




更に更にすごいのが、このような商売もしています。
バーチャルオフィス




オプトアウトで住所や氏名が公開されちゃうのは嫌でしょう?
だったらバーチャルオフィスを使って、公開されても問題ない仮想の住所や電話番号を作っちゃおうよ!
という話らしいです。






クセが強すぎる


こちらの会社は普通と違う所が多いので少し難しいのですが、それでもすんなりプロライターになれた場合はお祝い金10万円がもらえますし、ライターとしての報酬も1文字およそ1.5~2円と高単価です。
マニュアルやオンラインサポートがありますので、習い事と思ってやってみるのもアリですね。

仕事と思って参加すると出費が高く感じますが、習い事だと思って参加するとお得に感じる部分もあります。



メリット・デメリットはそれぞれありますが、規約に同意する意思があればチャレンジしてみてもいいかもしれません。



初期費用が掛かってしまいますし、10万円は全員がもらえるわけではないのでそこはあまり期待せず、誰かに教えてもらいながらウェブライターとしての実績が欲しい、ノウハウを知りたいというモチベーションで考えた方がよさそうです。


そして、住所氏名の公開については、きちんと規約を読んで非公開設定をするなり仮想住所を作るなりして各自対策を取ってください。





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