ボンド/プラスチック用 GPクリヤー
プラスチック用の接着剤を買ってきました。「ポリプロピレンが接着できる」と書かれています。
黄色い木工用ボンドで有名な、コニシ株式会社のボンドです。
ポリプロピレン(プラスチック)って、普通の接着剤では接着できないんです。
あの「なんでもくっつけますよ」みたいな顔をしているアロンアルファでさえ、プラスチック専用のアロンアルフアでなければくっつきません。
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裏面にはプラスチック用GPクリヤーで接着できるものと接着できないものが書かれています。
接着できるもの:ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンシート・ナイロンシート、ABS 樹脂、FRP、皮革・ゴム・布・木など(※革・ゴムの接着面には紙やすりをかけておく)
接着できないもの:軟質塩化ビニル、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、発泡スチロール、貴金属、高価格品
壊れたおもちゃの修理
さて、我が家にいくつか壊れたおもちゃがあります。どれも100円ショップで購入したもので、ポリプロピレン製のおもちゃです。
これらを修理していきます。
車輪部分が折れた買い物カート
持ち手部分が折れたベビーカー。
取っ手が壊れたフライパン
GPクリヤーはその名の通り透明なので、はみ出しても目立ちません。
24時間乾燥した後に状態を確認したところ、この買い物カートは接着力が弱く感じました。
そして子供が使ったらすぐに折れました。
接着面が小さいので、固定できなかったようです。
結局接着剤を使うことを諦めて、マスキングテープで補修しました。
ベビーカーの方も同様で接着が弱いように感じます。
ただ、子供が使っても壊れなかったのでそのまま使います。
フライパンの方は見事に接着できました。
子供が野菜のおもちゃを入れて振り回してもビクともしません。
接着面が大きければきちんとくっつくようです。
裏側も問題なく付いています。
もしヒビが気になるようなら、マスキングテープで飾ればいいと思います。
という訳で、あまり小さなものは接着できませんが、大きく壊れてしまったものなら補修できます。
ただし、おもちゃを舐めてしまうぐらいの小さな子供がいる家庭では、やらない方が良いと思います。
舐めたときに接着剤に害があるかどうか不明ですし、よだれで接着剤が溶けてしまうのかも不明です。
取れたパーツを飲み込んでしまっても困りますので、もう少し大きい子のおもちゃで試してみてください。