折れたクレパス
子供が長期休みに入り、学校からお道具箱を持ち帰ってきました。に…二本も折れてる!!!?
購入してからたった 4か月しか使ってないのに。
というわけで、以前このブログでご紹介した「折れたクレヨンの直し方」と同じ方法で修理しようと思います。
折れたクレパスの直し方
学校で使用しているのは、サクラクレパスです。私が子供の頃もこれを使っていました。
折れたクレパスの紙を剥がします。
クッキングシートできつく巻き、セロハンテープで固定して端をキャンディのようにねじります。
そして電子レンジで温めます。
この工程で、私は大失敗をしました。
画像の茶色いクレパスは、表を1分加熱し、裏返しもう1分加熱、さらに様子を見ながら40秒追加し、トータルで2分40秒加熱しました。
こちらは画像の通り成功です。
そして2本目の黒いクレパスですが、電子レンジに入れ3分でセット、そのまま電子レンジから離れてしまいました。
目を離している隙に黒いクレパスは溶けて流れ出し、電子レンジの中で焦げ付いてしまいました。
この作業は、必ず様子を見ながら、少しずつ加熱時間を増やしていくべきです。
溶けて形がなくなるほど加熱する必要はありません。
触れるぐらいに温まれば、それでくっつきます。
成功した方の茶色いクレパスは、持ち手に折り紙を巻きました。
ここで気を付けたいのが、クレパスが減ってきたときに子供は紙を破くということです。
つまり、セロハンテープで巻いてしまうと、紙を破けなくなってしまうのです。
ですのでクレパスの紙はのりを使って固定します。
さてさて、焦げて使えなくなってしまった黒のクレパス。
単品で購入することができます。
リンク
ですが、幼稚園の時に余ってしまったクレヨンがあるので、そちらを再利用できないかと考えまして。
取り出すと……。
ん? パステル???
調べると、どうやら「クレヨン・クレパス・パステル」という名称で、似たようなものがあるようです。
サクラクレパスさんのサイトで、クレパス・クレヨン・パステルの違いが説明されていました。
うーん。色を重ねたり混ぜたりするときに差が出てくるのでしょうか。
「サクラ」という会社がクレヨンとパステルを、融合してパステルという商品を開発したから「サクラクレパス」なんですね。
入学準備の書類の中で学校から指定されているのが『パス』だったので、学校側としてはパステルなら基準をクリアしているのだろうと思います。
それにしても、なぜよりによって黒を失敗してしまったのか。
黒は一番消費が激しい色なのに。
はぁ。。。
失敗の原因の一つとして考えられるのが、クレヨンよりもクレパスの融点の方が低いためです。
融点が低いと言うことは、それだけ早く溶けてしまうということ。
以前クレヨンでは「600wで3分」という時間で実施しましたが、おそらくクレパスはそれよりも短い時間で溶けてしまいます。
その点で時間を短くする必要があったわけですね。
いや、そもそも電子レンジから目を離しちゃいけなかったわけですが。
本当に大変なことになりますので、もしクレヨンやクレパスを電子レンジで直すときは、充分注意をして行ってください。
メーカーで推奨された方法ではないので、自己責任でお願いします。