ワックスペーパーとクッキングシート
普段工作をするときに、セロハンテープや糊が机に付かないようにクッキングシートを敷いて作業しています。
いつも使っているクッキングシートがなくなったので新しいものを買いに行ったのですが……。
下の白い方がクッキングシートです。
パッケージがモノトーンでシンプルだったので買ってみました。
上はワックスペーパー。
名前はよく聞くけど、使ったことはありません。
クッキングシートと同じようにテープ類がくっつかない素材らしいので、試しに買ってみました。
ワックスペーパーとクッキングシートの違いは?
パッケージに書いてある情報をまとめます。
ワックスペーパー
- 材質:パラフィン
- 食品にそのまま使えます。
- 耐油性機能があります。
- 調理用ではないため、オーブン等でのご使用はできません。
- 色落ちや色移りする場合がございますので、印刷面に直接食品が触れないようにご注意ください。
- 水分量の多いものを長時間包むと、破れる恐れがあります。
パラフィンって何かと調べてみたところ、石油を原料としていて、ろうそくの元となる個体のようでした。
ワックスペーパーは、ろうを薄く塗った紙ということになります。
なので、高温ではろうが溶けてしまうため使用できません。
印刷が食品に移るという注意書きは、100円ショップの商品だからでしょうか?
使用時には注意が必要です。
水分量の多いものにも使えないそうですが、多いってどの程度なのでしょうね。
洋菓子やサンドイッチに使用しているイメージがあるので、その程度なら大丈夫なはず。
クッキングシート
- 材質 シリコーン加工耐油紙
- 両面シリコーン加工
- 水分や油分は通さずに蒸気を適度に通します。
- 直火または熱源に触れると燃えることがあります。
- 耐熱温度 250度
- 耐熱温度以下であっても 20分以内で使用してください。
『シリコーン(Silicone)』と『シリコン(Silicon)』は、別の成分らしいです。
今日検索するまでは、表記ゆれかと思っていました。
紛らわしいですね。
検索したのですが、ケイ素とか金属とか書いてあって、頭がパンクしそうです。
私にはさっぱりだったので、興味のある方は検索してみてください。
耐熱温度は 250度。
オーブン可能、水分も油分もはじきます。
両面シリコーン加工なので、どちらの面でも使えます。
今まで気が付かなかったのですが、オーブンでの使用が 20分以内となっています。
これは、キチントさんやクックパーなどの有名メーカーでも同じ注意が書いてありました。
今まで知らずに 20分を超えて使用していました(汗)
比較まとめ
比較したところ、調理に使うならクッキングシート、サンドイッチやカップケーキをラッピングするならワックスペーパー。
クッキングシートの容量の単位が『メートル』なのに対して、ワックスペーパーの容量の単位が『枚数』となっています。
最初から切られた状態で入っているため、手間が省けて見た目も綺麗です。
今回は無地で購入したクッキングシートですが、柄付きのクッキングシートも売っていました。
柄付きのクッキングシートは、ワックスペーパーと同じで「色落ちや色移りする場合がございますので、印刷面に直接食品が触れないようにご注意ください」と書かれていました。
工作に使うなら
食品に使うならという目線で比較しましたが、工作に使うならどうでしょうか。
両方使ってみたところ、クッキングシートの方が糊やテープが剝がれやすかったです。
ですので、糊を使ったりセロハンテープの仮置きに使うにはクッキングシートを使うと良いです。
ツルンと剥がれます。
逆に剥がれすぎてしまうため、フレークシールを自作するときには使いにくいです。
ワックスペーパーは、フレークシールの台紙として使用したり、シール手帳を作成するのに活用できそうです。
結果として、調理目的ならクッキングシートの方がおすすめだけど、工作目的ならどちらも活用できそうなので、買って損はなかったかなと思います。
リンク