ミシン目カッター
突然ですが、紙に切り取り線のようなミシン目をつけるにはどうしたらいいかご存じでしょうか。
それは、ピザカッターのような形状のロータリーカッターを使います。
ピザカッターを滑らせるとピザが切れるように、ロータリーカッターを滑らせると紙が切れます。
そのロータリーカッターに、切れる刃の部分と切れない溝の部分を数ミリおきに交互につけておけば、ミシン目のような切り取り線が出来上がります。
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それでは、紙に破線(はせん)を書くにはどうしたらいいのでしょうか。
破線と点線
まずは破線と点線の違いを説明しておきます。
点線は「…………………………」
破線は「--------------------」
点からなる線を点線、短い線からなる線を破線と言います。
今回紹介するのは『破線』定規となります。
破線定規
破線定規は、購入しようとすると結構高いです。
子供のプリントにちょっと線を引こうかな……ぐらいの軽い気持ちで買えるようなお値段ではありません。(個人の感想です)
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そこで今回は、和気文具さんの「破線定規を作ってみた」というページを参考に、手作りで破線定規を作りました。
参考ページのように細かく丁寧に作れなかったので、簡略化して大雑把に。
破線定規の作り方
まずは厚紙を細く切ります。
厚紙は、子供服を買ったときに挟まっていた厚紙を使いました。
厚紙を、1cm が4本と、0.5cm がたくさんに切り分けます。
作業台に、1cm 幅に切った厚紙を縦向きに置きます。
間を 1cm 開けて、マスキングテープで固定します。
厚紙に両面テープを貼ります。
0.5cm 幅に切った厚紙を横向きに貼ります。
もっと細い幅に切れば、もっと細かい破線が作れるはずです。
厚紙の幅や貼り付ける間隔は、好みで調整してください。
横向きの厚紙をすべて貼り終えたら、最後に縦の 1㎝幅の厚紙を貼り合わせます。
はみ出したいらない部分を切り落としたら、破線定規の完成です。
破線定規を使ってみる
最初、定規をあててから線を引いてみました。
うん。ちょっと破線幅が広いけど、いい感じです。
でもこれ、厚紙を使っているので、定規をあてなくても線が引けます。
まっすぐ引けました。
良いんじゃないでしょうか。
紙なので耐久性は低いかもしれませんが、ちょこっと線を引く分には問題なく使えそうです。