園タオル
幼稚園や保育園で必要になってくるタオル。多くの園では「紐を付けてくるように」と指定があるかと思います。
娘が通う園でも、園内にタオルを掛けるフックが設置されているようで、紐が必要となります。
市販でも「ループ付きタオル」「ひも付きタオル」などという名前で売っていますし、100円ショップにも売っていました。
また、名前が記入できるワッペンにタオル用の紐が付いた「お名前ループ」「ひも付きワッペン」という商品もあります。
ワッペンをタオルの端にアイロンで接着するだけで、簡単にループ付きタオルが作れます。
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しかし娘の通う園では、タオル掛けのフックが太めの作りになっていて、市販のループタオルでは紐が小さくてフックに通せません。
プレゼントで頂いたハンカチもたくさんあるので、そちらを利用して園用のひも付きタオルを作っていきたいと思います。
ループタオル作り
様々な作り方があると思いますが、紐をタオルに取り付けて別の布で補強するという方法が一般的なようです。先程ご紹介した紐付きワッペンを、自作するイメージです。
ミシンを使っても手縫いでも作れますし、別布での補強は裁縫上手などの手芸用ボンドを使って貼りつけても良さそうです。
もっと簡単なものとしては、紐を巻き込みながらタオルの端を折りたたんで縫うという方法も。
これなら手間はかからず簡単に作れそうです。
しかし今回はそのどちらでもなく、ボタンホールに紐を通す方法で作りました。
ミシンさえ持っていれば簡単に作れて、取れにくくて目立たない方法です。
多くのミシンには、ボタンホールの機能が付いています。
説明書に従ってボタンホールを縫うだけです。
我が家のミシンを使ったやり方を簡単に書いておきます。
メーカーや機種によってやり方が違うと思うので、メーカーの説明書を見ながらやってみてください。
- ミシンのおさえを、ボタンホール用に取り替える
- ボタンをセットする部分に少し大きめのボタンをセットする
- ミシンを動かす(布地が厚いので一番ゆっくりで動かした方が良いです)
- 縫い終わったらボタン穴部分の布を切る
とまあ大体こんな感じです。
機種によってやり方が違うため詳しい説明は書けませんが、ミシンの取扱説明書を読みながらやってみてください。
取扱説明書をなくしてしまった方は、有名なものならメーカーのホームページに載っていると思うので探してみてください。
ポイントは、速度を一番ゆっくりにすること。
我が家のミシンが1万5千円の安いミシンだからかもしれませんが、少し早くしただけで、糸が絡まってしまったり飛んでしまったりしました。
高性能な、パワーのあるミシンであれば大丈夫かもしれませんが、安いミシンならゆっくりの速度でミシンをかけることをお勧めします。
このタオルは片面ガーゼなので、反対側はこんな感じです。
もちろん、両面タオルでも同じようにできます。
ループの取り付けが目立たなくて、スッキリした仕上がりになります。
布が二重になる箇所がないので乾きやすいことがメリットです。
紐を付け替えることもできるので、長さが合わなくても簡単に取り替えられます。
ボタンホールは手縫いでもできるみたいなので(私はできない)、裁縫が得意な方は手縫いをしても良いですね。
縫う必要があるので簡単とは言い切れませんが、紐を取りつける一つの方法として我が家の園タオルはこの方法で作っています。