コピー用紙で豆本づくり ―通常版―

ペーパークラフト 豆本

豆本づくり


今日は小さいノートを作ります。
ハードカバー本のような硬い表紙の本です。

豆本と呼ばれていて、手のひらに収まるサイズのミニチュア本です。





本の中身の作り方


まずは本の中身となる紙を切ります。
A4のコピー用紙を小さくカットしました。




今回は白紙で作りましたが、青空文庫などを使って文章を印刷したら、小説っぽく出来上がると思います。





紙を用意するときは、写真のように半分に折った状態にします。
折り目がある方がページが剝がれにくく仕上がります。
紙の切り方



紙を揃えてクリップ等でズレないように固定します。
折り目がある方に糊を塗りますので、折り目側を机でトントンして端を揃えます。
紙を揃える



ここで、本来なら「寒冷紗」という布が必要となってきます。
ガーゼのように目の粗い織り方をした布で、ガーゼと比べて固め質感です。





寒冷紗を買ったとしても他に使い道が思い浮かばないので、今回はガーゼで代用しちゃいます。
ガーゼを用意



クリップで固定した紙の束に水で薄めたボンドを塗り、ガーゼを貼ります。
最後にもう一度上からボンドを塗ります。
乾いた後、はみ出したガーゼをハサミで切ったら完成です。
ガーゼを貼り付ける




本のカバーの作り方


表紙となる紙を用意し、厚紙を貼ります。
今回は折り紙を使いました。
ラッピング用の包装紙やハギレ布など、自分の好きな素材で作りましょう。
背表紙は、先ほど作った中身の紙と同じ細さに切ります。
高さは数ミリ長めにしておくといいでしょう。
表紙や裏表紙も、中身の紙よりほんの少し大きめに切ります。
ずぼらなので、測らずに大体でやってます(笑)
表紙と裏表紙の大きさは揃えてください。
厚紙を貼る



角を切っておきます。
角を切る



厚紙に沿ってピッタリの位置ではなく、少し余白を残して切りましょう。
角の拡大



周りを貼れば完成です。
表紙を貼る




完成した豆本(豆ノート)


豆本が完成しました。
それっぽくなっています。
豆本の表紙



表紙にタイトル紙を貼り付けても可愛くなります。
貼り付けるなら、角を丸く切り落とすのがおすすめです。






中身も問題ありません。
ちょっと引っ張ってみても、ボンドが剥がれたりはしません。
しっかりとくっついています。
豆本の中身



子供の反応は「本物の本みたい!」と喜んでいました。
早速、中に物語を書き込んで、オリジナルの絵本を作っていました。
子供が書いた本




もっと簡単に作りたい!


実際に作ってみたところ、ボンドを塗るところが一番大変でした。
筆が必要になってくるし、ガーゼだとよれたりほつれたりするのでボンドが塗りにくかったです。

そこで、もっと簡単に作れるんじゃないかと別の方法を試みました。
続きは下記リンクから





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