コンチョボタンとは
コンチョボタンというのは、飾りボタンの事です。
スペイン語の「コンチャ(貝殻)」が語源です。
銀の硬貨を叩いて伸ばしてボタンに加工した物が、貝殻の形に似ていたことからそう呼ばれたんだとか。
今日はコンチョボタンのヘアゴムを作るときの、ちょっとしたポイントを書いていきたいと思います。
材料
コンチョボタンは100円ショップやパーツ屋さんで手に入ります。
ヘアゴムは、1本の長いゴムを切って結ぶタイプでも、リングタイプのゴムでもどちらでも大丈夫です。
コンチョボタンの裏面は、ボタン足のようになっているタイプを選びます。
ネジ式タイプという、革小物のボタンとして使うようなタイプもありますので、裏面がループ状になっているかどうか確認してください。
100円ショップでは、既製品であるコンチョボタンのヘアゴムも売っていますので、気に入ったデザインがあれば作らなくてもゴム付きの製品を買えばいいでしょう。
作り方
ボタン足に輪になったゴムを通していきます。
リングゴムはよく見ると接着箇所がありますので、そこをボタン足の近くに持っていきます。
そうすることで負荷がかかりにくくなるため、ゴムが切れにくくなる……と私は信じています(笑)
壊れるときって、接着箇所から裂けていくものですからね。
ゴムを結んでリング状にした場合も同様で、足の部分に持っていくようにします。
これは結び目を隠すためです。
あっという間に完成です。
ボタンだけでも十分ですが、他のパーツと組み合わせても良いかもしれません。
スエード紐を垂らすデザインは、たまに見かけます。
コンチョボタンの由来がアメリカの先住民族(インディアン)にあり、コンチョはベルトに使われていたこともあるので、革や羽根とはデザイン的に相性がいいのではないでしょうか。
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