短くなった鉛筆
このままだと使いにくいけど、捨ててしまうのはもったいない。
そういう時は鉛筆を延長するための補助軸を買うのがおすすめなのですが、なんらかの理由で補助軸を使いたくないという人のために補助軸の代用を紹介していきます。
以前「短くなった色鉛筆を長くする」では、色鉛筆の背中同士をくっつけて長くする方法をご紹介しました。
参考記事:短くなった色鉛筆を長くする
この方法では、同じように短くなった鉛筆が偶数本必要になります。
また、形を合わせないとうまく繋がらないので、円柱と6角柱などの形が違う鉛筆ではできません。
そして両先端が尖った状態になるので、顎に鉛筆を当てる癖のある子は顎が汚れますし、鉛筆の後ろ側を噛んでしまう子だと惨事になります(笑)
色鉛筆だと2色が繋がっている見た目がキレイで、積極的におすすめしたいぐらいですが、鉛筆だと残念感が漂ってきます。
ということで、今回は2本の鉛筆を繋げるのではなく、芯を作って鉛筆の長さを伸ばしていきます。
補助軸の作り方
使用するのは画用紙。
コピー用紙を使うよりも少し厚手の紙の方が強度が保てます。
あまり厚すぎると次の工程に支障をきたしますので、画用紙程度が良いと思います。
画像のものはお絵描きで遊んだ後の裏紙です。
まずは画用紙をきつめに巻きます。
巻き始めは、爪楊枝や竹串を使って巻くと巻きやすいです。
そして解けないようにテープで固定します。
巻いた画用紙と鉛筆を繋いでテープで貼ります。
ボンドも併用すると更に強度が増します。
繋ぎ目を隠すように、別の画用紙を巻きます。
繋ぎ目から1~2センチぐらいのところです。
鉛筆の尖った方に巻いてしまうと鉛筆削り器に入らなくなってしまうので、なるべく繋ぎ目側に巻きます。
若干太くなってしまうので、筆箱の中には入りません。
持ち歩くのもちょっと恥ずかしいと思うので、家の中で使うと良いと思います。
画用紙を巻いたのは繋ぎ目付近なので、書くときに持つ位置は鉛筆部分となります。
そのため、持ち心地・書き心地は普通の鉛筆と何ら変わりなく、違和感なく使えます。
短い鉛筆を最後まで使いきることは日本人の心ですね。
最後まで大切に使うことはもちろん良いことなのですが、短い鉛筆を短いまま使ってしまうと、鉛筆を持つ手の握り方が変わってしまいます。
親指の付け根に当たらないほど短い鉛筆を使い続けると、握り方が変わってしまったり、力の入れ方が変わって手を痛めてしまうこともあります。
そろばん用やチャコペンなどは別ですが、通常の勉強用の鉛筆は適度な長さのものを使いましょう。
市販の補助軸も使いやすい
私の感想としては、色鉛筆はテープ止め、鉛筆は補助軸の方が使いやすいと感じます。
手作りするのも良いですが、特に理由がなければ、補助軸を1本買ってみると世界が変わるかもしれません(大袈裟w)
画像は100均のえんぴつ補助軸ですが、付け外しが簡単で苦になりません。
右側のファンシーな補助軸は色柄が可愛くて、娘が気に入り好んで使っています。
左側のシンプルな補助軸と比べて直径が太いですが、逆に持ちやすいと言っていました。
このようなパッケージに入っています。
使い方は裏面に書かれているので安心です。